海外旅行先として、年々人気が上昇しているベトナム。縦に長細いこの国は、上から下まで各都市で全く印象が異なり、とても興味深く、私たちを飽きさせません。

とりあえず今回は絶景撮影場所5選ということにしましたが、ベトナムは美しい絶景スポットがたくさんあり、選ぶのがとても難しかったです・・・。

ホーチミン市の夜景



Photo by Ngô Thành Hữu

東南アジアの新興国として注目を集めているベトナム最大の商業都市、ホーチミン市。
ベトナム戦争が終結し、解放される1975年までは「サイゴン」と呼ばれていました。

古くからベトナムの経済的中心地として栄え、かつて「プチパリ」や「東洋のパリ」とも称えられていた美しい街並み。今ではフランス統治時代の影響が残る建物はわずかとなり、ここ十数年で急激な経済成長で建てられた高層ビル郡と、一方で、昔と変わらない雑多なバイク渋滞・スラム街が混在ししています。

こちらの写真は、そんなミックスされた街並みのホーチミン市を見ることができる『サイゴン大教会』周辺を撮影したものです。このサイゴン大教会は聖マリア大聖堂とも呼ばれ、フランス統治時代の1863年から1880年にかけて建設されました。
教会の前には庭園、それを挟む道路を走る車のライトと青く茂る樹々を、大都会の高層ビルたちと一緒に撮影すれば、今のホーチミン市を象徴する一枚が仕上がります!

 

カインホアの塩田風景


Photo by tongtranson

ベトナム中南部の美しいビーチリゾートで有名なニャチャン。

ベトナムの塩は、日本で「カインホアの塩」という名で売られているようですが、ニャチャンが位置しているのがカインホア省です。そのニャチャン北部周辺一帯は、塩の産地として知られています。

塩は天日干しで作るため、晴れて気温の高い日が続くことが条件であり、塩田の最盛期は乾期の4月から7月までです。その最盛期には、広大な塩田で塩の収穫作業が、夜明け前から始まり日没まで行われています。

塩田に広がる海水が、照りつける太陽と積まれた塩の山、たくましく働く人々をくっきりと美しく反映してくれます。

 

世界自然遺産のハロン湾


Photo by Rulag

ベトナム北部クアンニン省に位置し、1994年ユネスコから世界自然遺産に指定されたハロン湾。
広大な湾内に、独特の奇岩群で知られる大小約2000もの石灰岩が並び、神秘的な景観が特徴です。

漢字ハロンとは「下龍」と書き、「龍が降り立った場所」という意味で、昔、ベトナムが中国からの度重なる侵攻に苦しんでいた時、龍の親子が空から舞い降り、敵に向かって口から宝玉を放って侵略を阻止し、その宝玉が大小の奇岩に姿を変えたと伝えられています。

これらの石灰岩はまるで彫刻作品のようでありながら、太陽の位置によって輝きが変化し、悪天候でもまた趣のある雰囲気を醸し出す、まさに自然の織りなすアートです。水墨画にも似た世界から「海の桂林」とも呼ばれています。

こちらの写真は、乾期の夕方から夜にかけて撮影したものです。

撮影の目的によって違いますが、ベストなシーズンは11月から4月の乾期の間となります。11月から3月は涼しく過ごしやすいですが、上着を持参することをおすすめします。
雨期の5月から9月は雨量が多く、激しいスコールが降りますが、一日中降り続けることは滅多にありません。9、10月は台風に気をつけてください。

 

ホイアンの来遠橋


Photo by Ngô Thành Hữu

ベトナム中部の都市ダナンの南方30km、トゥボン川の河口に位置する古い港町ホイアン。
1999年ユネスコから「ホイアンの古い町並み」として世界文化遺産に登録されました。

この古い町並みが残る旧市街は歴史保護地区として指定され、時間帯によって自動車やバイクの乗り入れが禁止されていますが、徒歩で観光ができるくらいの小さな町です。

日本人街と中国人街、フランス統治時代のコロニアルスタイルの建築が混じった街並みは、異国情緒あふれ、観光客を魅了しています。さらに色鮮やかなランタンが街中に並び、夜はそのランタンの灯りがさらに幻想的な雰囲気を醸し出しています。

でも、魅力はそれだけではありません。こちらの写真はライトアップされた『来遠橋』です。「日本橋」とも呼ばれ、1593年に日本人によって建設されたと言われています。幅3m、長さ18mの木造の屋根付きの太鼓橋で、当時の日本人街と中国人街を結んでいたそうです。

ベトナム紙幣の2万ドン札の裏にも印刷されているこの来遠橋、ホイアンのシンボルとしても魅力があるスポットです。

 

イエンバイ省の棚田


Photo by Jakkree Thampitakkul

ベトナム東北部山岳地帯にあるイエンバイ省には棚田が多くあり、その美しい自然風景や壮大さから世界的に話題になっている観光スポットです。

傾斜地に作られた何百段も続く水田は、この地に住む少数民族の伝統文化の継承でもあります。

棚田を見るのにもっとも美しい季節は、稲が実る 9月、10月、特別美しい色に染まる稲の収穫シーズンと言われています。青空の下、黄金の輝く稲、その美しさは言葉に表せないほどです。

個人的には、水田に水が張り、青空がその水に反映している姿も美しいと思いますし、稲が青々と成長している時期も見逃せないと思いますが・・・。

とにかく、信じられないほどの絶景が目の前に広がること間違いなしです!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ベトナムの絶景撮影スポットはまだまだありますので、またの機会にご紹介したいと思います!