世界の名城のひとつであるドイツの『ノイシュバンシュタイン城』。

カリフォルニアや香港のディズニーランドにある“眠れる森の美女の城”のモデルとなったと言われているこのお城は、ロマンチック街道の終点地、標高約1000mの崖の上に建っています。

『一度見てみたい!』と世界中の人が日々訪れる魅惑のノイシュバンシュタイン城は、バイエルン王ルートヴィヒ2世により1869年に建築が開始されました。でも、1886年に彼がシュタルンベルク湖畔を散歩中に謎の死を遂げたために工事は中止され、今も未完成のままです。

ルートヴィヒ2世の生涯のストーリーを知ると、さまざまな多くの想いと理想を表現したこのお城は、彼そのもののように感じられます。崖の上で木々に覆われ、孤独でありながらも、美しく存在感を放つ・・・。

 

マリエン橋からのノイシュバンシュタイン城


Photo by Masahiko Obata

ノイシュヴァンシュタイン城の撮影スポットとして、アルプ湖やテーゲルベルク山のロープウェイなどありますが、「本気で(命がけでも)撮影したい!」というフォトグラファーは、ロッククライミングやハングライダー、パラグライダーにも挑戦するそうです・・・。

ノイシュヴァンシュタイン城の定番撮影スポットと言えば“マリエン橋”。ペラート峡谷にかかるこの橋からの眺めが、最も美しいとされているいます。ちなみにこの橋はルートヴィヒ2世の母親であるマリーが彼への誕生日プレゼントとして造ったそうです。


Photo by Adie Isma

マリエン橋からはノイシュヴァンシュタイン城を横から見る角度になりますが、お城から徒歩15分ほどの一番気軽に行ける撮影スポットで、満足度も良いのでおすすめです。ただし、ツアーのお客さんと時間が重なると大変混み合うので、三脚を立てての撮影は難しくなります。

※ ちなみにテーゲルベルク山のロープウェイの撮影スポットというのは、ロープウェイの中から撮影することになります。ロープウェイを降りた後では、お城は見えません。

 

雪化粧のノイシュバンシュタイン城


Photo by ota shun

ただでさえ美しいノイシュバンシュタイン城を白銀の世界で見れたら・・・。

この冬季にしか見れない絶景を撮影するために、ノイシュバンシュタイン城へ訪れるフォトグラファーも多いと思います。でも、冬季では路面が凍結し、通行止めになることもあるので、お城へ訪れる際は注意してください。


Photo by Koki Tanabe

どんなに寒かったとしても、お城にたどり着くまでの道のりが辛かったとしても、この絶景を見ることができたら、ただただ感動で胸がいっぱいになるでしょう。とくに朝日が昇る時間帯は、ノイシュバンシュタイン城の後方から少しづつ空が明るくなり、幻想的な瞬間を撮影できるそうです。

 

ノイシュバンシュタイン城を見下ろせる撮影スポット


Photo by Miyoko Hashimoto

定番スポットだけではなく「他の角度から撮影したい!」という人には、こちらがおすすめです!

ノイシュバンシュタイン城からマリエン橋を渡り、テーゲルベルク山へ行くハイキングコースの案内表示に従って進みます。30分ほどで視界が開け、ノイシュヴァンシュタイン城と共に美しい景色が見えてきます。さらにテーゲルベルグ山を登り進んでいくと、ノイシュバンシュタイン城を見下ろせる撮影スポットがあります。

こちらからはノイシュヴァンシュタイン城を見下ろせるだけではなく、左側にはルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごし、彼の父親が所有していたホーエンシュヴァンガウ城やアルプ湖、右側にはシュヴァンガウの街とフォルッゲン湖も見えるんです!なんとも贅沢な撮影スポットですね。

さらに、その撮影スポットから2時間ほど歩き進むと、ノイシュバンシュタイン城を真正面から撮影できるポイントもあります。さすがにここまでは時間と体力が必要ですね・・・。

 

アクセス

多くの人はツアーを利用されるでしょう。ガイドも食事も付いてたりするので、何も心配せずに楽しめます。

もし、自力で行きたいという場合は、ミュンヘンから電車とバスを利用する方法になります。
その場合は、ドイツ鉄道の“バイエルンチケット”がお得です。このチケット1枚でバイエルン州内の近距離列車やバスが乗り放題です!

 

まとめ

私が冬にノイシュヴァンシュタイン城へ訪れた時、マリエン橋は封鎖されていました。でも、完全に通れないというわけではなく、“自己責任でお願いします”的な感じのようです。工事中という可能性もあるので、とにかく訪れる前に情報をチェックすることをおすすめします。