北欧4ヵ国のひとつで、壮大な山々や氷河、フィヨルドやオーロラなど、豊かな自然に恵まれた国です。
天空の光のカーテン、オーロラや、絶壁や流れ落ちる滝が美しいフィヨルドの幻想的な大自然は映画「アナと雪の女王」の舞台ともなりました。

Sognefjord(ソグネフィヨルド)


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hoto by Torbjørn Mæsel

ノルウェーと言えばフィヨルド観光です。
なかでも「5大フィヨルド」に数えられる「ソグネフィヨルド」は、全長200キロメートルを超えるヨーロッパ本土最長・最深のフィヨルドとして知られており、毎年多くの観光客が訪れます。
フィヨルド観光のベストシーズンは夏の6~8月ですが、ソグネフィヨルドは通年観光が可能です。
秋や冬は旅行者が減少し、夏とは違った素晴らしい風景を楽しむことができます。

photo by Torbjørn Mæsel

Briksdalsbreen(ブリクスダ―ル氷河)

photo by Damir Juretić


photo by Damir Juretić

フィヨルドの大自然を堪能するのに欠かせないのが氷河の存在です。
Briksdalsbreは、ヨーロッパ最大の氷河「ヨステダール」から分岐した氷河で、ダイナミックな氷の世界を体感できると人気の観光スポットです。
切り立った谷と谷の間を800mに渡って流れる氷河は、光の反射をうけて青白い光を放ち、とても神秘的です。
かつては氷河を歩くトレッキングも楽しむことができましたが、年々氷河の氷が薄くなってきていることや危険度も高くなってしまったため、トレッキングツアーは行っていません。

Oslo(オスロ)


photo by Michihiko Usui

ノルウェーの首都でノルウェー最大の都市。
人口は約65万人で現在でも年1万人のペースで増え続けており、ノルウェーの約50%の人口がオスロ周辺に住んでいます。
ノルウェーはフィヨルドやオーロラ観光がが強調されますが、オスロでは王宮やムンク美術館、バイキングの博物館など観光スポットもたくさんあります。
また、「ノーベル賞=スウェーデン」というイメージが先行しますが、ノーベル平和賞の授賞式だけは、オスロの市庁舎で行われるため、2005年にはノーベル平和センターがオープンしています。

Bergen(ベルゲン)


photo by Mjollnir MacAlba

ノルウェーの第2の規模の都市ベルゲン。
カラフルでレトロな三角屋根の木造家屋が並ぶ「ブリッゲン/Bryggen」地区は、ハンザ同盟時代の名残を残す建築物として、1979年にユネスコの文化遺産に登録されました。
また、ベルゲンには市内の複数の美術館が統合・再編成されてできたコーデ―・ベルゲン美術館があります。
これは北欧最大級の美術館で、エドヴァルド・ムンクなど、ノルウェーの美術作品をはじめ、さまざまな作品を楽しめます。

Lofoten(ロフォーテン諸島)


photo by Kenji Yamamura

ノルウェーの北西部に位置し、北極圏のため5月末〜6月半ばは太陽が沈まない白夜、12月初め〜1月初めは太陽が昇らないポーラーナイト(極夜)となり、オーロラも見られます。
高く印象的な山々、美しく広がる海、入り組んだ入江、ビーチが楽しめます。
「ノルウェーで最も美しい村」に何度も選ばれているReine(ライネ)では自然大国ノルウェーの中でも、とりわけ美しい環境を満喫できます。

photo by Pete Wongkongkathep


photo by Hiroki Hishinuma

オーロラ観測


photo by Mjollnir MacAlba

ノルウェー南部にある首都オスロや観光地として人気のベルゲンでは、めったにオーロラは観測できません。
オーロラ観測には、日本から飛行機で行きやすいトロムソをはじめとする、ノルウェー北部がおすすめです。
ノルウェーでのオーロラ観測は、日照時間の短い、秋後半~冬~初春頃(9月21日~3月21日)の18時~深夜1時頃がベストシーズンとされています。
しかし天候によって、その日に見える空の雰囲気も大分異なります。
9~11月はノルウェー北部はまだ湿っており、雪もまだあまり降っていない状態でオーロラを観測できます。
雪が多い12月から1月は、日中時間が短いため、オーロラで輝くドラマチックな北極の夜空を長時間楽しむことができます。
2月と3月は、日中時間が長くなりはじめるため、日中は雪に覆われた絶景の自然風景を楽しみ、夜にはオーロラ観測をすることができるでしょう。
オーロラが見られる確率は、内部の方が高い傾向にあると言われますが、それも確実ではなく、沿岸部では、東部からの強い風で、さらにクリアなオーロラを見ることができます。
美しいオーロラを見るためには、満月や町の明るい光を避けることも重要なポイントです。

まとめ

オーロラは冬の寒い時期にしか見られないイメージがありますが、雪が積もっていない9月でも見ることが可能です。
9~11月はそれほど寒くなく天候が比較的安定しているため、夜になるまでは森や国立公園をハイキングを楽しむこともできます。また、飛行機やホテルもウインターシーズンより安く予約が取りやすいでしょう。
オーロラを初め、自然やアートなど、バラエティーに富んだ魅力のある国、ノルウェー。
この夏の暑さの疲れを取りに、秋に北欧へ訪れてみるのはいかがでしょうか。