ポーランドは中央ヨーロッパに位置し、リトアニア、ウクライナ、ドイツ、チェコ、スロバキアに隣接している国です。ポーランド語でのポーランドの正式名称は「Rzeczpospolita Polska(ジェチュポスポリタ・ポルスカ)」と言います。一度では覚えられない名前ですね・・・。「平原の国」という意味を持っていて、国土のほとんどが平原です。そのために、さまざまな国の人が行き来し、文化が融合していきました。

今回は、ポーランドの古都と呼ばれる『クラクフ』の撮影スポットをご紹介したいと思います。

 

クラクフ


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ポーランドで最も歴史と伝統を持っている都市『クラクフ』は、ポーランドの首都がワルシャワに還都されるまでの首都でした。中心の旧市街は「クラクフ歴史地区」として世界遺産の第一号(1978年の初回は12箇所が登録された)として登録され、世界中から多くの観光客が訪れています。

 

ヴァヴェル城(バベル城)


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クラクフを訪れて、絶対に外せないのが『ヴァヴェル城』です。ヴィスワ川沿いにあるゴシックルネッサンス様式の城で、クラクフのシンボルとも言えるでしょう。11世紀から16世紀までは国王の居城だったそうで、城内には旧王宮や大聖堂、王の墓などがあります。さらに旧王宮内には、さまざまな調度品や美術品などが展示されていてます。

とても人気の観光地であるうえに、一部の施設はチケットの販売枚数が限られています。さらに、チケット購入の際に、見学の時間帯まで指定されてしまいます。予定を組むためにも、事前に予約してから行くことをオススメします。

また、残念なことに、内部の撮影は禁止されています。外観の撮影は問題ありませんので、撮影は入り口までで済ませ、内部ではしっかりとルールを守りましょう。

詳 細
住所:Wawel 5, 31-001 Krakow
電話:012 422 5155
開館時間:4月〜10月は9:00〜16:45、11月〜3月は9:15〜14:45
定休日:施設によって異なる
アクセス:中央市場広場から徒歩15分
公式HP: http://wawel.krakow.pl/en/index.php

 

ティニエツ・ベネディクト会修道院


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クラクフ市街から12km離れた、ヴィスワ川を見下ろす丘の上に建つ趣のある建物が『ティニエツ・ベネディクト会修道院』です。ポーランドで最古の修道院です。

こちらの修道院は、カジミエシュ復興王により11世紀半ばにロマネスク様式で建てられましたが、当時ポーランドの状況は不安定であり、周辺国からの攻撃によって壊されてしまいました。15世紀にゴシック様式で再建築が行われましたが、その後もバロック様式やロココ様式で再建築を繰り返し、17世紀には戦争で再び破壊されてしまうのです。バール同盟の際には要塞として使用されたり、1816年には修道院自体がなくなったりと、悲しい過去を背負い、この建物は荒れ果ててゆきました。

しかし、123年経った1939年7月にベネディクト派はティニエツに戻り、1947年から修道院の修復が始まりました。 そして、1968年に聖ペテロ・パウロ教会が再び修道院の一部となり、現在に至ります。修道院の内部は、もっとずっと後の2008年に完成したそうです。

夏だけの期間限定となりますが、ヴァヴェル城からティニエツ・ベネディクト会修道院までクルーズで行くことが可能になります。景色を眺めながら、ゆっくり1時間のクルーズを楽しむのもいいですね!

詳 細
住所:Benedyktyńska 37, 30-398 Krakow
電話:012 688 5450
開館時間:5月〜10月(月〜金)は9:00〜17:00(土日)10:00〜18:00、11月〜4月は10:00〜16:00
アクセス:クラクフ市街からヴィスワ川沿い12km
公式HP: http://wawel.krakow.pl/en/index.php

 

ヴィエリチカ岩塩坑


Photo by Kazuhiko Tao

13世紀から採掘が行われていた『ヴィエリチカ岩塩坑』は、世界最古の岩塩坑の一つです。こちらも「クラクフ歴史地区」同時に世界遺産第一号として登録されました。数百年もの間、ポーランドの重要な収入源として支えてきたヴィエリチカ岩塩坑は、人気の観光地となっていますが、同時に現役の鉱山でもあります。

坑道は約300kmもあり、採掘のためにできた空洞は2,000を超えるそうです。最深部は327mと言われていますが、一般公開されているのは深さ135mまでで、約3.5kmの見学コースとなっています。その見学コースでは、当時の作業の様子や実際に使用していた道具なども見ることができます。

観光の目玉は「聖キンガ礼拝堂」で、深さ約100mのところにあります。ガラスのようにキラキラ輝くシャンデリア、ツルツルの床や階段、中央の立派な祭壇、壁に掘られているレリーフ、全てが岩塩を彫って作られています。これらは、坑夫たちが仕事の合間に仕事道具を利用して制作したものであり、プロの芸術家の手によるものではないというところが驚きです!

詳 細
住所:Daniłowicza 10, 32-020 Wieliczka
電話:012 278 7302
開館時間:4月〜10月は7:30〜19:30、11月〜3月は8:00〜17:00
アクセス:クラクフから南東へ約10km
公式HP: https://www.kopalnia.pl/

 

まとめ


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いかがでしたでしょうか?
世界遺産第一号の登録箇所が、クラクフだけでも2箇所あるなんて驚きですよね!でも、それだけ歴史のある素晴らしい都市なのだということがわかります。ポーランドといえばワルシャワと思ってた方、ぜひクラクフも訪問地リストに入れてみてはいかがでしょうか?