「自由、平等、友愛」の国と呼ばれるフランスの観光といえば、首都パリのエッフェル塔やルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿が有名ですよね。繊細で豪華な建築物はフォトジェニックであり、カメラのシャッターをきらずにはいられないでしょう。でも、一番訪れるべきなのは、フランスで一番有名な世界遺産『モン・サン・ミッシェル』です!

今回は、そのフランスの人気観光スポットである、モン・サン・ミッシェルの魅力についてご紹介します。

 

ユネスコ世界遺産


Photo by Hisayo Aratake

「西洋の驚異」と呼ばれるモン・サン・ミッシェルは、カトリックの巡礼地のひとつです。フランス西海岸、ノルマンディー地方南部のブルターニュに近い、サン・マロ湾上に浮かぶ小島なのですが、その島全体が修道院になっています。1979年に「モン・サン・ミッシェルとその湾」ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。


Photo by Tomoji Nakamura

もともと幻想的な景観のモン・サン・ミッシェルですが、満潮時のわずかな時間だけ潮の流れが止まり、「逆さモン・サン・ミシェル」が現れます。このシャッターチャンスを逃さないようにしましょう!

 

満潮時は孤立


Photo by Vincenzo Calia

モン・サン・ミッシェルのあるサン・マロ湾辺りは潮の満ち引きが激しく、満潮時との差は15m以上あるそうです。満潮時になると島が海に浮かぶように孤立され、引き潮時には陸が現れて島まで渡れるようになります。そこで、1877年に対岸と繋がる道路が作られ、いつでもモン・サン・ミッシェルへ行けるようになりました。


Photo by tominaga miyuki

しかし、これが潮の流れを止めてしまうことになり、環境が変わることを恐れて、その道路は取り壊されました。そして、以前の道路に代わって、2014年に新しく橋が作られました。

 

さまざまな建築方式


Photo by Michihiko Usui

モン・サン・ミッシェルは、中世のさまざまな建築方式が用いられて構成されています。主要部はゴシック様式、教会はカロリング朝時代の様式、入口から主祭壇に向かう中央通路はノルマン様式、教会の内陣はフランボワイアン・ゴシック様式といったような感じです。また、13〜15世紀の軍事施設と重層構造の修道院建築で周りは囲まれています。


Photo by 和田 岳広

このように、さまざまな建築方式を一度に見られるのは、モン・サン・ミッシェルならではだと思います。600年もの歳月をかけて完成したモン・サン・ミッシェル素晴らしい建築を、思う存分撮影しましょう!

 

暗闇に浮かぶ姿


Photo by Gerald Macfly

モン・サン・ミッシェルの観光は1〜2時間程度で足りるのですが、見逃せないのがライトアップされたモン・サン・ミッシェルです!特に夕日が沈んだ後のマジックアワーは、さらに幻想的で美しい姿が見ることができます。オレンジやピンクから紫色に変わっていく空が見れる時間は限られているので、見逃さないようにスタンバイしてくださいね!


Photo by Erika Poltronieri

夜景の撮影を希望するのであれば、島内もしくは島から少し離れた場所にいくつかホテルがあるので、そちらに宿泊するのもよいでしょう。また、夜間のモン・サン・ミッシェルへの橋は真っ暗ですので、懐中電灯を持参することをおすすめします。この暗闇の中で美しく光るモン・サン・ミッシェルは、きっと忘れられない情景となることでしょう。

 

まとめ


Photo by Takashi Hyodo

いかがでしたでしょうか?
モン・サン・ミッシェルの名物である、大きなふわふわのオムレツ「プラールおばさん」は日本でも有名ですよね。観光地なので価格は高めですが、せっかくなら食べていただきたい一品です!