イスラエルは、中東に位置する、ユダヤ教イスラム教キリスト教聖地である、歴史的に重要な国です。
パレスチナ問題は現在も申告な状況で続いていますが、この地には多くの宗教的建物や訪れる場所があります。今回はその一部をご紹介します。

エルサレム旧市街


photo by Mario Takahashi

イスラエル東部のパレスチナ自治政府にある都市
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地で、かつては城塞都市として知られていた大変古い時代からある宗教都市です。
旧市街は伝統的なムスリム地区、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区、アルメニア人地区の4つの区画に分けられおり、エルサレム旧市街はすべて石畳で、町全体が歴史的貴重な遺産とされています。

嘆きの壁 (西の壁)


photo by Mario Takahashi

ユダヤ教の人にとっての祈りの場として「西の壁」と呼ばれています。
壁に向かって女性は右、男性は左と男女別々に祈る姿が見られます。
嘆きの壁は、ユダヤ人の祖先であるアブラハムが、旧約聖書の中で神から信仰心を試され、そして信頼を獲得するというとても重要なシーンの舞台であるため、この地はユダヤ教の聖地とされています。

また、この壁を超えた所には金色の屋根が目立つ岩のドーム(Temple Mount)があります。
ムハンマドが一夜で昇天を体験した場所に建てられた建物としてイスラム教徒の聖地です。

photo by Naoki Ohashi

さらに少し歩いたところいある聖墳墓教会(Holy Sepulchre Church)は、イエスが処刑され、そして復活をした場所です。今でもたくさんのキリスト教の信者がお祈りに訪れます。

Baha’i Gardens and Golden Dome(バハーイー国立公園)


photo by Koki Kondo

世界遺産のバハーイー庭園と黄金のドームは新宗教であるバハイ教の聖地です。
Haifa(ハイファ)という西側の地区に位置し、カルメル山の急斜面にあるこの美しい庭園には、その中央に開祖バーブを祀る廟があります。
この丘の美しさは、「絵葉書より素晴らしい眺めがそこに待っている」、と言われるほどです。

死海


photo by Mostafa Ghroz

イスラエルの首都テルアビブから車で約2時間程の場所にあります。
海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、この死海の湖水は約10倍の30%の濃度です。
塩分濃度が高すぎて生物が生息できないことからこの名がつけられたそうです
この高い塩分濃度のため、人も沈まずに浮いてしまう珍し情景は、メディアで目にしたことがある方も多いでしょう。

死海にはヨルダン川を含む7つの川が流れ込んでいますが、流れの出口はありません。しかし、中東の高温乾燥地帯に位置するため、雨量よりも蒸発量の方が多い状態が続き、湖の水は減り、塩分濃度が上がり現在の塩分濃度になっています。

Eilat (エイラット)


photo by Yayoi Oda

エルサレムからはバスで4時間ほど南に行ったところにあるビーチリゾート。
同じイスラエルとは思えないほど灼熱のため、バカンスの地としても人気があります。対岸にはサウジアラビアの街並みが見え、エジプトやヨルダンへ国境を越えることもできる場所です。

Masada National Park (マサダ国立公園)


photo by Koki Kondo

イスラエル東部、死海の西岸近くにある城跡。
第一次
ユダヤ戦争の遺跡でユダヤ人自決の悲劇の砦として今でも記憶されています。
砂漠にそびえる切り立った岩山の上に建設され、後にヘロデ大王が離宮として改修しました。
山頂へは「蛇の道」と呼ばれる細い登山道が一本あるのみ、周囲は切り立った崖でしたが、今は観光用としてロープ―ウェイも走っています。

まとめ


photo by Rikiya Iwasawa

イスラエルはの三大宗教の聖地がある珍しい観光地として多くの人が訪れる地です。
教会で祈りを捧げるキリスト教の人々、
メッカの方角に向かって祈りを捧げるイスラム教の人々、
嘆きの壁に向かって祈るユダヤ教の人々を目にします。
さまざま
な宗教と歴史が混ざり合い、共存している神聖な場所です。
しかし、現在でも紛争の起きている境界付近などは、安全のために立ち入らないようにしましょう。
渡航される際は、念のため外務省の海外安全情報を通じて最新情報をチェックしてください。