世界一の人口と広大な陸地を持つ中華人民共和国には、数々の絶景や世界遺産があります。今回は、そんな中国にある魅力的な観光スポットの中で、みなさんにぜひ訪れていただきたい『九寨溝』についてご紹介します。

 

九寨溝


Photo by Michihiko Usui

四川省北部の原生林の奥地にある『九寨溝』は、大自然がつくり出した美しい渓谷です。自然保護区であり、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されています。こちらはなんと、森林伐採を行なっていた労働者により、1970年代に偶然発見された場所なのだそうです。まさに秘境ですね!

 

壮大な滝


Photo by Takehiro Tokita

九寨溝は、石灰岩質の岷山山脈の標高2000〜3400mの場所に大小さまざまな湖沼が100以上も連なり、石灰岩地域に存在する特殊な地形をしている淡水の湖水地帯です。岷山山脈から流れてくる水により滝がが作られ、棚田状に湖沼ができます。滝も壮大なスケールで圧倒させられます。水量がある方が迫力があるかもしれませんが、水量が少ない場合も岩肌が見えて美しいものです。

 

エメラルドグリーンの透き通る水


Photo by Takehiro Tokita

まるでエメラルドの宝石のように輝く湖沼は透明度が約30mで、底に沈殿した真っ白な石灰成分が太陽光を反射することにより、空の色を色彩豊かに映し出しています。それにより、日中の青空の時にはエメラルドグリーン色、夕日の時間帯にはオレンジ色になったりと、なんとも言えない独特の色あいを見せてくれます。

 

九寨溝でもっとも美しい五花海


Photo by Kentaro Kaku

2008年に「世界の十大の湖」の「もっとも人を惹きつける魅力ある湖」に選ばれた『五花海』は、九寨溝で最も透明度の高い湖沼です。そして、唯一高山冷水魚が生息しているそうです。五花海は、上から見ると美しい羽を持つ孔雀のように見えることから「孔雀海」とも呼ばれています。

 

ベストシーズン


Photo by Vincent Lien

観光に適しているのは春から秋で、だいたい4月半ばから11月初め頃です。とくに初夏から秋の間は、雪解け水によって水量が増えるので、より絶景になることでしょう。また、エメラルドブルー色の湖と紅葉のオレンジが組み合わさる秋がベストシーズンで、色彩豊かな美しい写真が撮影できること間違いなしです!


Photo by Takehiro Tokita

冬季は水量が少ないということと、積雪のために遊歩道が通行止めになることもあるので、あまりおすすめはできません。夏季は降水量が多いので、雨具を用意しましょう。また、一日の入場者数が制限されているため、遅い時間帯に行くと入場を断られる可能性もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
九寨溝は、森の中でジャイアントパンダが生息しているということでも有名です。「神話の世界」とも言われていて、納得の美しさでしょう。