アメリカの首都、ワシントンDCには大統領官邸ホワイトハウスをはじめ、連邦議会、連邦最高裁判所や世界銀行、国際通貨基金などの本部もあり、政治の中心となる世界都市です。
今回は歴史的記念碑など、見どころの多いワシントンDCの定番撮影スポットをご紹介します。

Lincoln Memorial(リンカーンメモリアル)


photo by Annemarie Davelaar

アメリカの大統領の中でも今でも国民から圧倒的支持される第16代リンカーン大統領の偉業を称えるために建設された神殿。
南北戦争終結からわずか5日後に射殺された当時のアメリカ合衆国への加盟州が36州だったことにちなみ、36本の柱で建てられました。
またリンカーン大統領は56歳の時に暗殺されたため、神殿への階段は56段あります。
リンカーン大統領の彫刻自体は高さ5.8mにもなる巨大な像です。

ゲティスバーグ演説の内容で有名な「人民の人民による人民のための政治(=that government of the people, by the people, for the people)」の文字が,南側の内壁面に刻まれています。
このメモリアルはさまざまな演説の舞台に使用されていますが、特に公民権運動のマーティン・ルーサー・キングによる「I Have A Dream」の演説は有名です。
キング牧師が演説を行った場所には記念の文字が彫られています。


photo by 筆者

 

(Reflecting Pool) リフレクティングプール 


photo by Erdene Ebuka

リンカーンメモリアルの目の前にある「リフレクティングプール」はワシントン記念塔からリンカーン記念堂まで長方形に伸びた人口池。
全長約618m、幅約51mもあるリフレクティングプールの水面には、記念碑が映し出されます。
夜間のライトアップ時には、モニュメントの光が反射され、美しい光景が見られるので必見です。
映画「フォレスト・ガンプ」の中にも使われた有名なスポットです。


photo by Erdene Ebuka

 

(Thomas Jefferson Memorial)ジェファーソンメモリアル


photo by Chantale Wong

独立宣言の起草者、アメリカ合衆国の第3代トーマス・ジェファーソン大統領を記念して作られたメモリアル。
ドームの中には5.8メートルジェファーソンの像があります。
内壁には「すべての人間は生まれながらにして平等であり、神により生存,自由そして幸福の追求と言う侵すべからざる権利を与えられている。これらの権利を確実なものとするために、人は政府という機関をもつ。」という「独立宣言」からの言葉が刻まれています。
ポトマック川のほとりのタイダルベイスンの岸辺にあるため、春になると、日本から友好のシンボルとして贈られた桜と共に眺めることができます。

photo by Hung Thanh

 

White House(ホワイトハウス)


photo by Vincenzo Calia

アメリカ合衆国第2代目ジョンアダムス大統領から歴代の大統領がここに住み続け、執務を行う官邸そして公邸の機能を持つホワイトハウス。
1814年8月、独立戦争の終盤でイギリス軍による焼き討ちにあい、石積みの外壁以外全てが廃墟となってしまいましたが、その後再建し、1817年に完成。
この時、焼け残った外壁とレンガを白く塗り、再建された建物の壁も白くしたことから、「ホワイトハウス」と呼ばれるようになったそうです。

 

(Washington Monument)ワシントン記念塔


photo by Missy Monk

1776年の独立戦争の際にアメリカを率いてイギリスとの戦いに勝利を導いたアメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン大統領の功績を称えて作られた、高さ約169メートルのオベリスク。
大理石、花崗岩、砂岩など国産の石約3万6千個でできています。
よく見ると地上から約46メートル、3分の1ほどの位置のところまでの大理石の色の明るさと、その上の大理石との色が違います。
これは1848年建設開始後、南北戦争や資金不足などから工事は一時中断するなどしたためです。

まとめ

このほかにもワシントンD.C.には、スミソニアン博物館群というナショナルモールといわれる敷地の中に、9つの博物館+国立美術館があります。なんとこれらほとんどの博物館が入場無料で解放されており、見どころの多い都市です。政治的建物や記念碑が溢れる地で、これらを撮影しながらアメリカの歴史を感じてみてはいかがでしょうか。